推薦入試を受けるか受けないか問題

大前提:推薦入試は一般入試よりも厳しい試験である まず大前提として理解していただきたいのは、推薦入試は一般入試よりも厳しい試験だということです。倍率だけ見ても一般入試よりも大幅に高いうえに、試験内容も面接・小論文・内申と非常に幅広いです。推…

都立高校受験で大切なことは、受験当日まで努力を継続すること

『受験当日まで努力を継続する』ことは実は難しい 受験生なら当然ギリギリまで努力するのでは?と思われるかもしれませんが、実はそれがとても難しく、ごく一部の受験生しか実践できません。それは、受験までにいろんな変化が周囲と受験生自身の中で起きるか…

塾に行かずに都立上位校に合格できますか?問題

塾に行かずに都立上位校に合格できますか?という問いかけをよく聞きます。我が家の長男は中3の7月から塾に通ったので、いわゆる「塾なし合格」ではないのですが、私の考えを書きたいと思います。 結論は『合格できます。その方法がその子に合っているなら。…

上位都立高校に合格するために一日何時間勉強すべきか?問題

そもそも時間では学習量は計測できない 受験のための学習量を客観的にとらえるのはとても難しいです。例えば、コツコツ勉強量が必要な漢字の学習と、集中して理解し応用まで広げる数学の図形問題は、必要となる基礎学力・時間・集中力が全く違うからです。模…

私立の志望校をどう考えるか

基本的には都立のすべり止めだが、東京の私立は良い学校が多い。 我が家の場合は第一志望が都立高校だったので、必然的に私立は第二志望ですべり止めの位置づけになります。私立高校はいわゆる「併願優遇」という制度があり、私立の受験校の中で第一志望(場…

中3の一学期が終わるまでに、必ず第一志望の高校を決める

第一志望の高校を決めることの大切さ なぜ第一志望を決めることが大切か。決めないと努力しないし、決めないと本当に行きたい高校に合格できないからです。どういうことか説明します。これは志望校ぎめの失敗パターンを考えると分かりやすいです。 失敗パタ…

中学受験には否定的です。(ただし2つのケースを除く)

中学入試に否定的な3つの理由 1.自分から受験勉強したい小学生なんていない 小学生のうちは好きなだけ遊んでほしい。スポーツや習いごとも良いと思います。入試問題を解くための勉強に本質的な楽しみを見出す小学生はいないと思います。もっと楽しいことの…

塾選びで大切なこと「その子に合った塾を選ぶ」

どこの塾に行かせるのが良いか?は親としては悩みの種ですね。とにかく大切なのは、「その子に合った塾を選ぶ」ということだと思います。 我が家の長男の特性 我が家の長男は、部活引退後の中3の7月から塾に通い始めました。妻がかなりリサーチし、長男の意…

学校公開・学校説明会は3校以上は行ったほうがいい

学校公開には是非行くべき! 志望校を決めるに当たって、学校公開・学校説明会は是非行ったほうが良いです。Webサイトやパンフレットだけでは分からない情報をたくさん得ることができます。学校からの説明で得られる情報に加えて、学校や生徒の雰囲気、通学…

東京都西部の上位校、校風イメージ

1年間、受験生の親をやってみての各高校のイメージです。東京西部、多摩地区の進学指導重点校、進学指導推進校が対象です。 西: (勉強・部活・文化祭)全方位に全力。反権威(京大志望多め)。個性的。 国立: 全方位に全力。スマート。文化祭ガチ勢。進学実…

高校選びに親はどう関わるべきか

一番よいのは『親がサポート、受験生自身が決める』 親ができること&やるべきことは3つあります。一つ目は情報収集を手伝うことです。中学生はそもそもインターネットを駆使した情報収集に慣れていませんし、適当な情報を思い込みで信じてしまう危険性もあり…

高校受験に対する我が家の基本スタンス

私も妻も地方出身なので、長男が中2に上がるころは東京の高校受験事情についてほとんど分からない「???」状態でした。なんとなく周囲で、都立高校を本命・第一志望にするご家庭が多いんだなということと、どこそこ高校はレベルが高いらしい、という噂話程…

~はじめに~ 自己紹介&このブログの目的

東京多摩地区に在住している40代のパパです。 今これを書いているのは2022年の2月。長男が都立の進学指導重点校の一つに合格しました。第一志望の高校です。2023年度の都立受験を目指す方に、高校選び・勉強法・受験までの過ごし方など参考になればと思いま…